あなたのシーバスで「シーガーPEX8」は使えるPEラインなのか?

最近、多くのメーカーから発売されている低価格PEライン。
お財布にやさしい釣り具の登場は、誰もがうれしいことだと思う。特に消耗品が安くなることは、なおさら歓迎するないようだね。
私も各社の格安PEラインを使ってきましたが、各メーカーをそれぞれ使っていると「メーカーごとの得意分野」があることが分かってきました。
「安い=低性能」というイメージではなく、「安い=特化型」と考えると非常にリーズナブルなPEラインを手に入れられると思います。

低価格なPEは「キャストルアーの重量とアクション」を注意する

低価格なPEラインを購入して「実際に使おう」と思ったときに気を付けてほしいのが、「自分の釣り方や使う場所」に注意してほしい。どのメーカーが「優れている」とか「この製品が優秀」とかの目線ではなく、得意不得意がPEラインごとにあるということを理解すること。そのことを理解していないと、「自分の釣り方に合っていないPEを使って低評価」になってしまうことがあるので気を付けてほしい。

では、シーガーPEX8ルアーエディションはどんな使い方がいいの?

シーガーPEX8ルアーエディションのメーカー公式スペックを見ると下記のようになっている。細かな数字は、あまり気にしなくていい。ラインナップとして「0.6号~2.0号」までのラインナップなのでそれほど大物を想定したPEラインではない。

PEラインを指で触ってみる感触。あまり早い動きには向かないような印象

PEラインには大きく分けて、

  • 「重いものをキャストして早巻きに向いているPE」
  • 「軽めのものをキャストしてゆっくり巻いてくるの向いているPE」

があると思っている。高額なPEを加入した場合は、釣り人も期待するのが「両方の性能を持ち合わせている」こと。しかし、低価格なPEは「どちらかしか」持ち合わせていないケースが多い。その分類でいうと「シーガーPEX8ルアーエディション」は「後者」の使い方が正しいように思う。

シーバスのバチ抜けパターンにぴったりなPEじゃないのか?

今までは、特殊な釣りではない場合「ビットブル8」もしくは「弾丸 BRAID X8」を使っていた。どちらも汎用的な性能で、使い勝手はいいと思う。この2つをあえて分類するとしたら「ビットブル8:高速向き」・「弾丸 BRAID X8:低速向き」のような気がする。号数やそれぞれのタックルバランスでも影響があるので目安としてみてほしい。


少し話が脱線したが、今回の「シーガーPEX8ルアーエディション」をこれからのバチシーズンに投入してみようと思う。「このPEはこうだ!」みたいなハッキリとした評価は、このクラスのPEでは難しいとは思うが「扱いやすさ」や「耐久性」ぐらいはしっかりと評価できると思う。

カラーリングはPEX8ルアーエディション独自の「パッションピンク」

「ビットブル8」もしくは「弾丸 BRAID X8」と似ていないところと言えば「ラインカラー」。他ではあまり見ない「パッションピンク」という派手な色を採用している。PEのラインカラーは、魚からのステルス性よりも人間からの視認性を重視したほうが扱いやすい。その点、このパッションピンクは他のPEとは違うので、評価が分かれる点であろう。ちなみに私はこの色は好きですね。

これで、バチ抜けシーバスの準備は完了!

今回は、シマノストラディックに「シーガーPEX8ルアーエディション」の「0.8号」を巻いてみた。「0.6号」でも良さそうだが、0.6号は取り扱いがかなりシビアになる。取扱いによる評価影響もあるので定番の0.8号とした。

ルアー、ライン、ロッド、リールすべての準備は整ったので後は、バチ抜けを待つのみ。まだ、記事にはしていないですがバチ抜け用のリーズナブルなロッドも購入したので実際に使った後に感想を載せたいと思います。

高価・安価どちらでもPEラインのメンテナンスにはシリコンが有効

安いPEラインでも高いPEラインでも、使えば必ず劣化するPEライン。そんなPEラインの性能維持には、シリコンスプレーがオススメ。下記に内容を纏めているのでよかったらどうぞ。

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