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コスパ重視の安いフックは実用に耐えられるのか?大手メーカーと比べたサイズもチェックしてみる

つりしろ編集長

最近、小さめのルアーフックが店頭から見つからないことが多々あります。皆さんのお近くのお店ではいかがでしょうか?

ルアーフィッシングで意外とコストが馬鹿にならないのが、「ルアーフック」。どんなにメンテナンスをしていても、フックは確実に消耗品の一部。特に海水の海釣りでは、数回の釣行でフックが錆びてきます。これは、水洗いをしたとしても徐々に劣化していくことが避けられない部分なのです。

そんな、フックについて格安に入手できる「Amazon」で販売している「Umibozu(ウミボウズ) トレブルフック 20本セット」を今回はご紹介します。

コスパ重視!Umibozu(ウミボウズ)トレブルフック20本セット

「Amazon」では、格安のフックがたくさん売られています。これ以上に安いフックも販売されていますが、今回は小さめのフックサイズが用意されているものから選びました。しかも、レビュー上ではある程度評価が良い物からです。

フックタイプは2種類

Umibozuトレブルフック丸型

Umibozuトレブルフック袖型

Umibozuトレブルフックサイズについて

がUmibozuトレブルフックのサイズ展開です。格安のフックでは珍しい「#12」がラインナップされています。安いフックでは、小さめのフックサイズが用意されていないことが殆どなので、注目ポイントですね。

  • 4号(線径 1.07mm・約0.89g・全長22.6mm・スロート9.9mm・ゲイブ8.9mm)
  • 6号(線径 0.85mm・約0.46g・全長19.6mm・スロート8.3mm・ゲイブ7.5mm)
  • 8号(線径 0.81mm・約0.32g・全長16.1mm・スロート7.5mm・ゲイブ6.2mm)
  • 10号(線径 0.71mm・約0.21g・全長14.2mm・スロート6.5mm・ゲイブ4.4mm)
  • 12号(線径 0.60mm・約0.13g・全長12.5mm・スロート5.7mm・ゲイブ4.4mm)

大手のフックと同一番手によるサイズ違いは?

フックのサイズ表記については、明確な基準が無い為それそれのメーカーでサイズが異なるのが現状です。そんなところもあり、今回は「がまかつ トレブル RB-MH #12」とサイズ比べてみます

事前に「ワンサイズ小さい」とのレビューも見ていたので、今回は「Umibozuトレブルフック10号」を購入して比較してみます。

ワンサイズ大きいものを買うのが「ベター」

写真を見て比べてもらうと分かりますが、やはり実際のフックを並べてみるとワンサイズ大きいものを選ぶのがベターかと思われます。目検では、フックの径は「ワンサイズ大きいもの」フックの長さは「同一サイズ」という感じです。ワンサイズ大きいものを購入すると、フックの長さが少し長くなるますのでルアーの形状によっては、ボディにフックが絡んでしまうこともあるかもしれません。その点には注意が必要ですね。

フックの刺さり・強度については?

これは、非常に難しい所です。特に番手が小さいものは、そもそもそれほど強度についてはありません。刺さりも、フックが小さければ、基本的に良い感じがします。今回比べた「がまかつ」のフックは、とても刺さりが良い分、折れやすいとの特徴ももっています。これはネガティブな話ではなく、採用している素材による違いだと思います。どこを重視するのか?はメーカーや私たち釣り人で決める所でしょう。フックが曲がりやすいからダメとか折れるからダメとかではなく、曲がるなら曲がるなりのメリット。曲がらずに折れるなりのメリットがあるんですね。
「Umibozuトレブルフック」は、「曲がる特性」があるのである程度粘りの特性を持ったフックだと思います。そのような特性やコストを味方につけて、使ってみればよいと思います。

実釣での印象は?

このフックで「シーバスのランカークラス」を釣り上げましたが何の問題も無かったです。つまり、性能については差を感じられないぐらいフックとして問題ない作りだと思います。ただし、安いということはもしかしたら製品にバラツキがある可能性が高いかもしれません。少しでも、「違和感」があった場合は交換するのが良いでしょう。こんなことも躊躇なく出来るのが、コスパが良い製品のメリットです。


使ってみた印象もそれほど悪くないので、皆さんにお勧めできるレベルの製品だと思います。私は「ノガレ」で使ってみましたが、皆さんもお持ちのルアーで小さい番手のフックが付いているものがありましたら、試してみても良いかもしれません。

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