みなさん、おいしいお魚が釣れたら持って帰って、自宅で食べたいですよね。でも、気になるのが食中毒。そんな時に役立つアニキサスライトを今回ご紹介します。
アニキサスとは？
アニサキスは、魚介類に寄生する線虫で、生で食べると食中毒（アニサキス症）を引き起こすことがあります。アニサキスは寄生虫（線虫）の一種で、その幼虫は長さ約2〜3cm、幅は0.5〜1mmほどで、白色の少し太い糸のように見えます。アニサキス幼虫は、サバ、アジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどの魚介類に寄生します。寄生している魚介類が死亡し、時間が経過すると、アニサキス幼虫は内臓から筋肉に移動することが知られています。
アニサキスによる食中毒（アニサキス症）の症状は？
- 急性胃アニサキス症: 食後数時間から十数時間後に、みぞおちの激しい痛み、悪心、嘔吐が生じます。
- 急性腸アニサキス症: 食後十数時間から数日後に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状が現れます。多くは急性胃アニサキス症ですが、激しい腹痛がある場合は速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
アニサキスによる食中毒を予防するための方法は？
- 魚を購入する際は、新鮮な魚を選びましょう。丸ごと1匹で購入した場合は、速やかに内臓を取り除いてください。
- 内臓を生で食べないでください。目視で確認して、アニサキス幼虫を除去しましょう。
アニサキスによる食中毒を予防するために、注意深く魚を扱い、適切な調理法を実践しましょう。そこで役立つのが、「アニサキスライト」。生魚に寄生するアニサキスを発見するための特殊なブラックライトです。
アニサキスライトの使い方とは？
- 波長365nmの光: アニサキスはこの波長の紫外線に反応して白く光ります。アニサキスライトはこの波長を照射し、アニサキスを見つけやすくします。
- 広い範囲を照射できる: 生魚の身の中に寄生しているアニサキスを見つけるため、広い範囲を照射できるアニサキスライトを選ぶことが大切です。
- 使いやすさ: 魚を解体する際に使うため、使いやすいデザインを選びましょう。
おすすめのアニサキスライト４つをご紹介
- ハピソン 津本式 YF-980 アニサキスライト: アニサキスの検出率が高く、広い照射範囲を持つ人気商品です。まずは、このアニキサスライトが第一候補になると思います。
- Alonefire SV87 5W アニサキスライト: リーズナブルでズーム機能もありますが、照射パワーはやや弱めです。
- Alonefire SV56 30W アニサキスライト: 驚異的な消費電力と発光パワーを持つ高品質なアニサキスライトです。
- KOOLBEAM 365nm 強力ブラックライト: アニサキスが検出できる強力なブラックライトです。
- アニキサスを実際に取り除くときに下記があると便利
これらのアニサキスライトを使用する際には、直接目や肌に当てないよう注意し、魚の身を傷つけないように調節しましょう。安全のためにアニサキスライトを持っておくことをおすすめします。
釣り人の贅沢な趣味の時間をお届けしたく、編集長をやらせていただいています。
「フィッシングラボ」の管理者であり「つりしろ」の編集長でありますが、「釣り人」の魅力を存分にお届けできるように頑張ります！
