【1/5まで削減】知らなかった!釣り車の省電力化はここをLED化すればよい

つりしろ編集長

これからの雨の多いシーズン。車のバッテリーの負荷と視認性が気になる編集長です。

これからの雨の多いシーズン。釣り車のバッテリーの負荷と視認性が気になる編集長です。今年の冬に一度バッテリー上がりを経験してから、普段のバッテリーのコンディションも気になるようになりました。普段のコンディションは、下記のアイテムを使って把握している感じですね。

普段釣り車に乗っていて「信号待ち」で気が付いたこと

購入してから消費電力を含め気にしている為、いろいろなランプをLED化してきました。それでも、雨の多くなったこの頃のシーズン。夜間走行時の「信号待ち」であることに気が付きました。

ヘッドライト+フォグランプ+ワイパー+エアコンが付いた状態で信号待ちすると

雨で夜間だと電力を多く使う装備を同時に使うことが多くなる。そんなシチュレーションの時、ふと信号待ちで電圧を見ると。

なんと「11.8v」まで下がっている!

写真が取れた状況だと「11.8V」ですが、実際は「10V台」になることもありました。これは、かなりバッテリーに負荷がかかっている状況で良くない傾向です。出先で「バッテリー上がり」なんて、絶対に避けたいからですね。ちなみに走行中は、フルに稼働させていてもこんな感じです。

同じ状況でも、13V台で安定した電圧です。

ちなみに車のバッテリーの電圧範囲とは?

電圧は、通常時が12.5~12.8V、エンジン始動時は13.5~14.5Vが正常値と言われています。電圧はエンジン始動時にもっとも電力が必要になるので、通常時の電圧が12.5V未満になったら、バッテリーの寿命と考えて良いでしょう。

https://www.jms-car.com/ask/battery_koukan/#:~:text=%E9%9B%BB%E5%9C%A7%E3%81%AF%E3%80%81%E9%80%9A%E5%B8%B8%E6%99%82%E3%81%8C,%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E8%89%AF%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%80%82

信号待ちに消費電力が上がる正体はなに?

信号待ちで、動作するライトは分かりますか?そうです、「ブレーキランプ系」が動作するんですね。実は、ブレーキランプの省電力は「意外と大きい」です。トータルの消費電力は、車の電装系でエアコンに続く「2位」と言われています。特に古い車などでは、「ハロゲンバルブ」が採用されているケースが多く、ここ最近の車よりも消費電力が高くなりがちなんですね。私の釣り車パジェロミニでの計算ですが、「ハロゲンバルブ」と「LEDバルブ」の消費電力を比較してみたいと思います。

ハロゲンバルブ時のブレーキランプの消費電力

  • ハイマウントブレーキランプ T10 X 4 (5Wx4=20W
  • ブレーキランプ S25ダブル X 2 (最大27Wx2 = 54W) 合計:74W

LEDバルブ時のブレーキランプの消費電力

  • ハイマウントブレーキランプ T10 X 4 (1.2Wx4=4.8W
  • ブレーキランプ S25ダブル X 2 (5Wx2 = 10W)合計:14.8W

コストパフォーマンスと視認性を両立できるLEDバルブをAmazonで購入

今回、信号待ちなどで「61.2W」消費電力を減らせるLEDバルブをAmazonから購入してみました。S25ダブルに関しては、信頼性を少しでも上げるために「少し高め」ですが有名なフィリップス製バルブを選んでいます。色は「赤」を選びました。S25ダブルに関しては、レンズが赤の場合でもバルブも赤を購入したほうが無難です。白だとピンクになる恐れがあるので気を付けてください。あと、LEDに極性がある為一部の車両は対応していないようです。
両方のバルブを合わせて、「2500円ぐらい」でブレーキランプ一式をLED化できるので、意外とお得だと思います。

S25ブレーキランプLEDは「中華製」には注意!理由は、「ブレーキ時」の光量差不足

実は、少しでも安いほうが良いと思い一度「中華製」を購入して使ってみました。光量等など問題もなく動作についても大丈夫だったのですが、「テール点灯時」と「ブレーキ時」の光量差が不足していて、気に入りませんでした。その為、今回は使っておりません。車種との相性とかもあるかもしれないので、注意が必要です。

このように「宣伝されている」が実際のところは注意が必要
「テール点灯時」と「ブレーキ時」の光量差が不足していて、気に入りませんでした。
S25のハロゲンバルブとLEDランプのサイズ比較。LEDバルブの方が小さい。

釣り車のパジェロミニをLEDバルブに交換してみる

TORIBIO 4個 T10 LED ホワイト
バルブはちょっと「雑なつくりの印象」
SUPAREE S25ダブル球 LED テールランプ
S25ダブルは、フィリップス製バルブ
こちらは、値段も少し高いため作りは良い。

ハイマウントランプをLEDバルブへ交換手順

ハイマントランプのバルブを交換
ネジを外すとランプが取れる。2個のネジで中も止められているので、それも外す。
ハロゲンバルブが4ついているので、すべて交換。
逆の手順で戻して終了。10分かからず交換できる。

ブレーキランプをLEDバルブへ交換手順

ブレーキランプを外す。2個のネジ止めで固定されている。
一番下がブレーキランプ
S25のハロゲンバルブとLEDランプのサイズ比較。大体同じ大きさ。
片方だけ交換して、明るさ比較。日中でもLEDバルブは明るい。
LEDバルブの拡大画像。やっぱり明るい。
ハロゲンバルブの拡大画像。点灯していないように見えるが、点灯中。比較すると暗い。

気になるLED化でどのくらい消費電力は変わったのか?

ブレーキを使って停車中の消費電力。「11.8v」→「12.5V」と電圧が上がっている。つまり消費電力が下がった!
ブレーキをかけていないときは、変化なし。つまり正常。

安い投資で安心を手に入れられるブレーキ系のLED化

私も盲点になっていたブレーキランプの消費電力。計算してみると馬鹿にならない電力が「信号待ち」なので、発生している。特に私のように「古い車」に乗っている人は、LED化の恩恵を大きく受けるかもしれません。しかも、消費電力が下がっているにも関わらず、光はアップするので一石二鳥だと思います。ご自身の愛車のコンディションを知る上でも、初めに「電圧を知れる」下記などの商品を購入するとよいでしょう。思ったよりも電圧が下がっているかもしれませんね。

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