【深イイ話かも】釣りがうまくなるために「一番大切」なことは何か?

つりしろ編集長

私は、釣りに一番大切なことを「自問自答」していたが、先日ある共通点に気付く出来事があった。

今回は、「釣りがうまくなるために一番大切なことは何か?」についてお話ししたいと思います。このお話に至る経緯を軽く最初に説明させてください。

先日、こんなことが釣り場でありました。私は、バチ抜けシーバス釣行中に釣り場で「釣りキャリア3年目の釣り人」という20代男性と出会いました。ポイントの状況や私の釣り経験を交えながら会話していると、この20代男性の方からある質問をされました。

20代男性:私はなかなかシーバスが釣れません。これから「釣りがうまくなるために一番大切なことは何ですか?」と。

私は、非常にシンプルかつだれもが知りたいような質問にちょっと躊躇しましたが、こう答えました。

つりしろ編集長

釣りがうまくなるために一番大切なことは「工夫」だと。

この質問を聞かれて出た言葉は「工夫」という言葉。用意していた言葉じゃなかったけど、自分自身もびっくりするほど良い言葉が出たと思った。
この言葉を聞いた20代男性は、すごく納得した様子で「ありがとうございます」と私に言葉を返してくれた。
私は、帰り道のバイクの中でこの印象深いエピソードを何度も考えながら笑みがこぼれた。

釣りは「運」が90%といってもいい趣味だと思っていた

そんな、エピソードがあって今回の記事へとなった。
普段、私自身は何事も成功するためには、3つの大事な要素があると思っている。それは「運・才能・努力」の3つ。それぞれのバランスを限られた時間でどう使うかが、成功へのカギだと思うし世間でもそのように考えられていると思う。
しかし、釣りという趣味を考えたときにこの3つはそれほど関係ないと長年思っていた。もし関係あるとすれば「運が90%」ぐらい占めるかもと。
この「つりしろ」というメディアを通じて、いろいろな記事を書いたり日々の釣行で実践してきたことで少しづつ考え方が変わり、今回の「工夫」という言葉になったのかもしれない。

SNSなどで情報がすぐに入る時代。工夫から少しづつ遠ざかる釣り人たち

私もその傾向が強くなったかもしれない。SNSなどの情報を目にすると「答え」として、受け取ってしまいがち。これはこれで効率的なのだが、気持ち的には「しっくりこない」自分がいた。
私の考えでは、釣りとは情報戦であり実際にこれから未来もそのこと自体は変わらないと思う。しかし、その情報をどう活かすか?は「工夫」次第だとも昔から思う。

この話になった経緯も、釣り場での私の工夫が原因だったかも

釣り場でこのような話題になったのも、私の行動が発端だったと思う。
実は、この日に私が行っていた行動は「釣り場で出会った人に声をかける」という行為。その中の会話した一人だった。「今日の状況はどうだったのか?」・「昨日はどうだったか?」・「どんなルアーで攻めているか?」など、複数の質問を投げかけていた。
なぜ?このようなことをしていたかというと、「自分以外の目線」を確認したかったからで、この行動自体も私の釣り情報に対しての「工夫」の一つ。客観的に「今日の釣り」を感じたいからだ。もちろん、コミュニケーションの一つなので情報はギブ&テイクでこちらの情報もすべて開示して成立させているつもり。

何が正解なのか?よりも明日できることを増やす

自分の工夫と他の人の工夫を掛け合わせることによって、グッと力は倍増する。そんなことの積み重ねが「釣りがうまくなる一番大事なこと」だろうと、当日はそこまで深くは考えていなかった話をこの記事を考えながらまとめてみた
「工夫」することは、恥ずかしいことだったり受け入れられなかったりもするけど、一つだけ確実なことは「前進している」ことだけは間違いなく言えるだろう。
すこしでも私のお話が「参考になった」と感じたら、このお話を少しでも広めてもらえると嬉しく思います。

また、「つりしろ」で記事を書いてみたい方も募集しております。私といっしょに工夫していく釣りライフを楽しみましょう!