【ランカー降臨】ちょっとの違いで80オーバーのシーバスが釣れる方法とは?

つりしろ編集長

GW真っ最中のバチ抜けシーバス釣行!好調な状況が続いていますよ。

昨日の雨が止み今日は晴天の状況。雨が降っていないバチ抜けシーバスは、どのような状況になるのか?連続釣行3日目ですが、今回もおいしい思いは出来るのでしょうか?

当日のシーバス釣行場所:東京都某運河(湾奥)

  • 釣行日:2022年5月3日(火)
  • 場所(ポイント):東京都某運河(湾奥)
  • 時間:20:00~20:30
  • 潮:中潮(満潮19:11)
  • 水色:濁りなし
  • 水温:17℃
  • 風:南風強め

今日までの雨から一転して「快晴」の良い天気になったが?

今までは、雨の影響でイージーにシーバスからの反応を得ることができた。しかし、そんな状況は長くは続かない。雨も止み5月本来の天候へと変わったがシーバスの状況はどうなるのか?

調査では16:00ごろからすでにバチ抜け発生!

別の釣り友から聞いた話だけど、今日は16:00ぐらいにはすでにバチが抜け始めてたとのこと。それと同時にシーバスが釣れ始めていて、数釣りが楽しめたらしい。私が到着した時間には、そのフィーバーはすでに終わっていた。そんなこともあり、一匹を大事に釣り上げる作戦で今夜は挑む。

橋脚明暗や街灯ではない!明暗を探す!

基本的にランカーシーバスは、「警戒心が強い」のが特徴です。明暗や街灯が映り込む場所には、ランカーサイズはほぼほぼ居ません。ですが、捕食を待ち伏せる場所は「少しでも暗い」方がシーバスは安心します。その葛藤の結果、自然に発生する小さな明暗にランカーシーバスは潜んでいます。

大きなビルの陰や船の影など明暗は強くないが発生している場所を狙う

人間の目だと「かすかに感じる明暗」も魚に取っては、大きな変化。そんな場所を、細かく狙っていきます。誰もが狙わないような小さな変化ですが、こんな場所にランカーシーバスは身を潜めているんですよね。

飛距離重視で使ったルアーはアルデンテ95S

小さな明暗を立体的に狙っていくので、飛距離が十分なルアーをチョイスしたい。そんなシチュレーションでは、「アルデンテ95S」がすこぶるよい。取り残さず、釣り場を細かくチェックできるからだ。

開始10分経たずして「その時は来た」!

そんな狙い方をしていると、今日の初ヒットに大きなアタリを感じた!

「エイ?それとも違う魚か?」

そんな感想が出るほど、パワフルな走り。鰓洗いもせず、どんどんドラグを出して走り出す。こんな時は、なにもせず好きなだけ走らせるのがいつもの攻め方だ。魚とのやり取りを早く楽しみたいところだが、ひたすら我慢。無理に引けば、ルアーが外れる、フックが折れるなどの可能性が高い。バチ抜けルアーは、それほど繊細なフックを搭載していることが多いから。(アルデンテ95Sはフックが強い部類です)

かれこれ10分は、経過しただろうか?まだまだ、魚の勢いは衰えない。でも、無理はせず耐える。実は、これが出来るのも「普段のメンテナンスが重要」。PEライン・リーダー・ルアーフック。全て新品に変えてきているから。それだけ、満を持しての釣行だった。

魚もある程度時間が経過し、こちらのロッドワークにも逆らえなくなってきた。ここは安全だと確信し、魚体が見える位置まで誘導する。そうすると、ギラリと大きな魚体が見えた。

シーバスだ!しかも大きい!

岸に近づけるとシーバスは嫌がり、さらに沖に走ろうとする。その攻防を何度か繰り返し、見事ネットイン。今回はハラハラしたやり取りが続いたが、無事にキャッチすることができた。シーバスからルアーを外すと「フックが一本折れていた」。フックを新品にして慎重にやり取りしても、バレる要素は色々発生してる。少しの違いで「取れる。取れない。」が変わってくるのだ。

今回キャッチしたアルデンテのフロントフックが折れている

サイズを計測すると「82cm」
ギリッて感じがあるが一応ランカー

背景はポイント保護の為、加工してあります。
風格のある立派なランカーシーバス

最初の一匹目シーバスだけどもう満足したので今日は終了

開始して間もないうちにランカーシーバスが降臨した。正直、60cm台を何本釣ってもこの感覚は味わえない。そんなことを思うと今日は、ルアーをキャストすることをすんなり自宅へと帰った。何本ランカーシーバスを釣っても、毎回違う味わいがあるしドラマがある。こんな体験ができるフィールドに感謝しつつ、次への威力へと変わった釣行であった。
ランカーシーバス攻略のためには、「ルアーカラーも重要」なので下記も参考にしてみてください。

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