東北の青物ショアジギ釣行(2日目)。大物は、やはり地磯が濃厚なんだね

つりしろ編集長
釣り冒険中の、「つりしろ編集長」です。

本来の目的地だった、「秘境の磯」。前日のアタックで行けないことは確定した。

そんな状況もあり、知っているポイントを狙っていく方向に変更。

今年の青物の釣れ具合など、なんの情報もなく攻めるので「ボウズ覚悟」での釣行ですね。

宮城県磯青物ジョアジギ釣行日時

釣行日:2019年8月19日(月)
場所(ポイント):宮城県磯
時間:4:30~7:00
潮:中潮(満潮5:15)
水色:クリア

狙ってなかったけど、朝マズメと潮止まりがリンクしている

つりしろ編集長
あまり「青物」に関しては、事前にチェックできる潮周りをあまり意識しないで「フィールドの状況を第一」としている。

しかし、今回ポイントに入ってみると「非常に良い潮目」が至る所に発生しているではないか!?
ここで初めてタイドグラフが気になりチェックしてみた。
なんと、「満潮潮止まり」と「朝マズメ」がぴったり合っている。

これはかなりの「期待大」。

そんな、期待高まる中釣行開始となった。

過去の経験上、大場所ほどショアジギは「潮止まり」が激熱な印象

私の場合、青物を狙うときは「水道」を意識してポイントを選んでいる。
イメージ的には、魚の通り道で待ち構えるような感じで釣りをしているが「そう簡単には、ヒットしない」。

「ナブラ」などに遭遇できれば「ベスト」なんだが、「宝くじ」のようなものでそれを基準にしても始まらない。

必ずチャンスが訪れるタイミングは、そう「潮止まり付近」の「高活性」。
そのタイミングに、一番その場所にあっているルアーを投入することだ。

そのタイミングまでに、一番合っているルアーを選び出す時間がルアーローテーションの作業と考えている。

ルアーフィッシングのお約束。表層からレンジを下げていく

最近の表層でのお気に入り「かっ飛び棒130BR」。


このルアー、とにかく「飛ぶ」。しかもストレスのないルアーで非常によくできている。

しかも、釣れる!とにかく釣れるルアーなのだ。
各気になるポイントを叩いていくが、反応がない。

次に、取り出したルアーが「ハルシオンシステム ハルシコ」だ。


これも、めちゃ釣れる。

とにかくお気に入りの「シンキングペンシル」。
しかし、反応がない。

次に「サムライジグ 40g」へチェンジ。

これも、反応なし。しかし、水の変化が中層付近で発生していることがジグの動きから感じ取った。

最後に「激投ジグ60g」。

このルアーに変更して、はっきりとした水の変化がある場所をとらえることが出来た。

勝負は、「激投ジグ60g」で行くことにして時計を見ると「6:40」。

そろそろ、潮が動き出す時間がやってくる。

 

見た目でもわかる。時合いは、特有の波立ち方

「ヒットする!」って時は、事前に感じることが出来るのが「青物」。
何となくヒット!ってことは少なく、「今ヒットする!」って思いながら釣りをするのが楽しい。

潮の動き出しに発生する、磯に流れ込む「潮目」・「波」すべてが「いまだ!」ってタイミングがやってきた。

「この一投でヒットすると予感」。

そこで選んだのが「激投ジグ60g」。

早速、ボトムまでキャスト!
高速ピッチで巻き上げる。

最初は、ルアーの重みだけを感じるが「中層付近」で「下への流れ」を感じる場所がある。
そこへ到達したら、一度ジグをフォール。

感覚的には「10m」ぐらいフォールさせる。
そして、「大きく一回しゃくり」。

そうると、「ゴン!」と前あたり。
そこで焦らず少しロッドを送り込むと「ガツン!ヒット!」。

青物専用ロッド「MH」のロッドが、水中に引き込まれる!
これは、なかなかのサイズっぽい。

磯の青物は、相手を走らせると巻かれてしまうので基本「フルロック」。

しかし、今立っている場所は「手前に張り出した根がある」場所で浮かせない限り切られてしまう。
強引に何とか浮かそうとしたが「無理っぽい」。

そうこうしていると、「ラインが根にこすられている」感触がバリバリ伝わってきた。
「ヤバイ!」っと思ったら秘儀「ベール返し」でラインをフリーに。

沖合に走っていくことを期待しつつ状況を見守る。
なんどか、このようなやり取りをしたが「状況は変わらず」。

「どうしよう!?」って感じで自分の立っている場所を移動。
メインラインが少し沖合に引っ張られ始めていると感じたところで、一気に巻き上げ。

磯際の攻防で、かなり苦戦をしたがなんとかキャッチ出来た。
キャッチするまでに「10分ぐらい」掛かったが、何とかキャッチすることが出来た。

釣れたのは「ワラサクラスの鰤」。グラマラスな体形でとても、パワフルな引きを堪能できた。
(メジャーを忘れたために、調理前にサイズを測ったら68cmでした)

読みで釣れた「ワラサ」。非常に満足な一本!

今回の釣行では、基本「食べる」。
美味しく食べるには、即時「冷やしたい」。

クーラーは、車にあるので一旦車まで戻るが大きい青物は「1本」あれば、食べるのには十分だ。
道のりを考えると、もう十分な気持ちなので「本数」を狙うのは取りやめで、明日大きいのを狙うことに。

それにしても、夏場の磯は急激な温度上昇で「魚が傷むのが速い」。
ストリンガーを持ってくればよかったな。ここは非常に後悔。

まだまだ、釣れそうな雰囲気がまんまんなんだけど、明日頑張ります!

釣れた魚は、「刺身」・「アラ汁」で食べたけど非常に美味しかったですよ!

翌日Day3の記事はこちら

2018年の東北ショアジギ記事はこちら

 

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