東京から50分の南国!青物パラダイス八丈島にトリップフィッシング

つりしろ編集長
離島が大好きな、「つりしろ編集長」です。

今回は、東京から飛行機で50分と近いようで意外と遠い東京都八丈島へ釣りに行ってきました。
他の伊豆七島へは何度か足を運んでいますが私は八丈島へ行くのは、今回が初めて。
非常に楽しみな、釣行です!

東京都八丈島釣行日時

釣行日:2019年5月18日(土)~19日(日)
場所(ポイント):東京都八丈島
潮:大潮
水色:クリア
風:東風10m
水温:22℃

初めに、八丈島について簡単に説明

出典:東京諸島観光連携推進協議会 2018

東京都に含まれる離島は、11個存在するのですがその中でも面積・人口共に多いのが「八丈島」。
八丈島の概要は、下記を記載しました。ほぼ、東京都山手内と同じ面積です。

  • 面積 69.11km²
  • 周囲 59km
  • 東京から 287km
  • 人口 7,480人(平成30年現在)

緯度的には、九州と同じくらいになるイメージです。

八丈島で釣れる魚種は?ショアからルアーで狙えるターゲットは?

つりしろ編集長
皆さん気になる、八丈島で釣れる魚種についてですが、基本的には青物と呼ばれる魚種がメインになります。

エサ釣りであれば、さらに多くの魚種を狙えますが私自身はショア(陸)からルアーで狙うのが基本ですので、その狙い方で狙える魚種をご紹介します。
八丈島で狙える魚種は、下記。

  • ヒラマサ(20kgクラスも)
  • キハダマグロ(20kgクラスも)
  • カンパチ
  • シイラ
  • カツオ
  • アオリイカ(4Kgクラス)
  • ブリ(イナダクラスは、見かけません)

上記の魚種が基本的なターゲットになると思います。

一番釣れる時期は?

つりしろ編集長
今回、5月半ばに釣行に行ったのですが、まさしくこの時期が一番良いとされています。

特に、青物も良いのですがアオリイカが産卵と絡み、サイズがデカイ物が釣れます!

八丈島での青物タックル

つりしろ編集長
タックルについては、「青物10kgまで」のタックルで基本は大丈夫だと思います。

しかし、八丈島では「ショアからヒラマサの日本記録」が出ていますので、信じられなくらいの大物も釣れる可能性があります。

心配な方は、さらに強いタックルを用意するといいでしょう。

今回は、青物用2タックルの内の1つが

  • ダイワジグキャスター 106H
  • ダイワカルディア4000(LTタイプではない)
  • DUEL スーパーエックスワイヤー8 200m 4.0号
  • YGK D-SPEC ナイロンリーダー80lb

アオリイカ用

  • シーバスロッドML
  • ダイワカルディア2500
  • PE0.8号
  • リーダー16lb

これのほかに、青物ライトも用意したが今回は登場せず。

八丈島一日目釣行:2019年5月18日

つりしろ編集長
東京羽田を7:30に出発し、8:20には八丈島に到着。

到着した後、事前に用意しておいたレンターカーを借りにショップへと移動。
レンタカーを借り終わったら、大体9:00過ぎ。
もう、朝マズ目って時間帯ではないけど、日中帯でも青物を狙えないことはないので早速、最初のポイントへ移動。

最初のポイントは、八重根港。


八丈島の防波堤ポイントでも、魚のサイズ・足場すべてにおいて好ポイントなのが八重根港。
早速、駐車場に車を止めてタックルの準備をします。

準備が終わったところで、高鳴る期待を押させつつ釣り場へ。


ところが!
付いた時から、風が強いと思っていましたが海に近くなると「爆風」。
しかも、風向きが南東からということで、ほとんどのエリアが風表。

踏ん張っていないと、飛ばされそうなぐらい風が強い非常に釣りずらい状況です。
しかーし、離島はこんなことはよくあること。

けど、風が強い時には「ほとんど良い思い」をしたことがないので、怪しい空気がこの時点で漂っています。
そんな、風の強い状況下ですが頑張って攻めてきます。

潮目を丹念に狙っていきますが、ぜんぜん反応なし。
何よりも、地元のエサ釣り師にもヒットがないので、ヤバイ展開です。

10時ぐらいから12時ぐらいまで、狙ってみましたが反応なし。

全体の状況をつかむためにも、唯一の風裏になっていると思われる磯と、各堤防の状況確認に行きます。

今回、風裏になっていると思われる磯。「ナズマド」へ


島の最北端付近に位置する「ナズマド」。
ここなら、風が当たっていないと予測しその場所へ移動。

ちなみに、八丈島の釣りポイントは「すべて看板」が出ているので、初めての方でもスムーズに行けると思いいます。

ここは、八丈小島に一番近い磯になってまして流れも、非常に複雑。
見た感じも、潮どうしが当たっていていい感じ。

予想通り、風裏にもなっていて今回唯一快適に釣りができそう。
しかし、ここはダイビングポイントになっているため、日中帯はあまり釣りをお勧めできない。

なので、状況を確認しただけで終了。

堤防系は、一応すべてチェック!次は「神湊漁港(かみなと)」


ここは、ヒラマサの日本記録が出た場所。
通称は、「軍艦堤防」と呼ばれてます。(沈んだ軍艦の上に作ったらしい)

ポイントに到着しましたが、案の定「暴風」。
風が強すぎて、釣り人いません。

そんな中、念のため何度かキャストはしましたが、もう風が強すぎて何をやっているかわかりません。
でもって、30分程度で終了。

次は、藍ヶ江港。ここも実績高し!


次は、「藍ヶ江(あいがえ)港」。
ここも、実績が高いエリアだが今回のポイントチェックで一番風が強い。

高い堤防の部分から、波しぶきが超えている!

完全に釣りにならない状況だが、チェックのためにルアーをキャスト!
しかし、15分ぐらいで心が折れた。

もちろん、釣り人は誰もおらず。

しかし、風とかなければここが一番変化にとんだエリアだと思われる。

堤防と磯が絡みあったエリアで、青物以外のアオリイカとかも釣れまくる可能性がありそう。

フェリーの入港もある。底土(そこど)港をチェック!


ここは、アオリイカをメインに狙う予定だった場所。

残念ながら、ここも爆風。アオリイカを狙うエギングは、風があると釣りにならないがどうにかなるレベルをはるかに超えている。
しかも、大量のごみが海に浮いているので、完全終了。

結構厳しい状況になってきたぞ。

各ポイントをチェックしたが、釣りをできそうな場所は2か所しかなさそうだ

つりしろ編集長
釣りを何とかできそうな場所は、「八重根港」・「ナズマド」に限られそうだ。

自然には逆らえないので、今回はしょうがない。

夕マズメと明日の朝マズ目のプランを考えた結果、下記のように。

夕マズメ、「ナズマド」。

明日の朝、「八重根港」。

これで、勝負をかける予定。何とか結果が出ればいいが。

時間は16時。「ナズマド」に夕マズメ勝負をかける

つりしろ編集長
午後4時、一日目の夕マズメは「ナズマド」に勝負をかける。

早速ポイントへ向かう。このナズドマ。実は、好ポイントが2か所ある。

最初に一番の好ポイントに入ろうとしたが、もう3台の車が止まっていた。しかも、地元の方のようだ。
この風で、このポイントに集合になったかも。

仕方がないのでもう一つのポイント。

なんと!ここにも3名の方がすでに先行中。
ですが、よく見ると遠征で来られた方のよう。

しかも磯場なのに、スニーカーで入っている。危なすぎる。

案の定、場所をキープできないのかすぐに磯場から戻ってきた。
それを見て、私たちがポイントイン。

すこし、波があるので磯際まで行けないがなんとかキャストはできそうだ。
一番使うプラグ系ルアーは、下記がメイン。

  • マリア ローデット
  • ダイワ オーバーゼアー
  • ダイワ ドラドスライダー
  • ハルシオンシステムズ ハルシコ
  • マリア ポップクイーン
  • ダイワ ソルトペンシル

などなど。

フックが頼りないけど、広範囲で攻められるのが

  • ぶっ飛び棒

これ青物ロッドでも、かなり飛びます!

なので、サーチ的に「ぶっ飛び棒」をキャスト!
そうすると早速、「ばっしゃ!」。
なんかがルアーにヒットした。

でも、あまり引かない。
するする巻き上げてくると、大きな「ダツ」。
メジャーは、サイズ感を感じてもらえるように置いただけなので魚にピッタリ合ってはいないけど、推定「70cm」ぐらい。

どうやら、このサイズのダツがひしめき合っているようだ。
ダツが多く接岸しているときは、ダツがマイクロベイトを捕食しているときらしい。
つまり、青物のエサがあまりいないことを意味するので、状況的にはまずそうだ。

その後、暗くなるにつれて「鳥」も頭上を回りだすが、ダツのジャンプと水面を飛び回るダツが見えたぐらいで、青物らしきボイルもない。
結局、このまま暗くなった。

19時になりアオリイカを狙おうと、各所を回ったがやはり風が止まず断念。

20時には、次の日のことを考えて釣りは終了とした。

一日目の反省会、梁山泊にて遅めの夜食

つりしろ編集長
明日の作戦と、今日の反省も含め地元人気居酒屋の「梁山泊」へ。

人気店なので、「予約」入れときました。

噂通り、おいしい料理を堪能!
離島は、明日葉を特産品として出していることが多いが、ここは「明日葉ビール」なるものがあります。

お隣の女性客も頼んでいたので、私も飲みました。(明日葉ビールは、写真撮り忘れ)
女性客が、半分以上なので人気店がうなずけます。

23時になり、明日は3時起きなのでそろそろお開き。
宿に帰って、爆睡でございます。明日、頑張りましょう!

 

八丈島二日目釣行:2019年5月19日

つりしろ編集長
おはようございます。

朝の3時にちゃんと起きました!しかも、目覚ましなしで。

死にそうなぐらい眠いですが、体を無理やり起こします。
軽く顔を洗い、さっそく出発!

外に出ると、昨日と変わらず爆風。やっぱり収まらないですね。

ということで、予定通り「八重根港」へ。

朝3時30分、「八重根港」で釣り開始。

つりしろ編集長
朝3時30分、「八重根港」に到着。

既に、5人ぐらい先行者あり。

まだ、夜明け前ですが暗くてもマズメなら、青物系は可能性あり!ということでトップ系を中心に狙っていきます。
徐々に明るくなり始めて、期待が高まり・・・・・・ます?

しかし、今日の八丈島風が冷たい。寒い予報が出ていたので、ジャケットは冬仕様でしたがそれでも肌寒い。
寒さがちょっとに気なりつつも。青物が「バコ!」って出ることを信じて、キャストし続けます。

時間は、もう5時30。今日の潮止まりが4時47分だったので、一番熱い時間帯はもう終わりそう。
少し、レンジを入れたほうがいいのか?

一番使うミノー系ルアーは、下記がメイン。

  • ブルーブルー ブローウィン165f
  • ima komomo SF-145
  • ima サスケ剛力
  • エバーグリーンストリームデーモン
  • DUO ナバロン150F

などなど

今度は、「ミノー」を中心にキャストします。
1時間ぐらいキャストしましたが、反応なし。

次は、「ジグ」・「ワインド」。
ジグは、基本80gとして流れの強さで重さを変更します。また、ワインドは「2ozか1.5oz」をチョイス。

  • マリア ショアブルー
  • カルティバ 激投ジグ
  • オンスタックルデザイン ZZヘッド

これも、ことごとく反応なし。

釣り場には、ルアーマンが6名。エサ釣り師が10名ほどいましたが、あきらめる8時まで誰も釣れず。
本来は、もっと人が多い場所なので今日の天候から、釣り人が少ないのでしょうか?
結局、誰にもアタリが無くひとまず諦める。

ここからは、デイアオリを探しに名もない子場所を探索

つりしろ編集長
どうしても、風から逃れられない。もう、風が少しでも弱ければアオリイカを狙ってみることに。

そう考えると、他の人も同じことを考えるんですね。

先ほどまで八重根港に居た人に、移動先でばったり。
やっぱり風が強すぎて、厳しいですよね。

最後に、青物狙いで「ナズマド」に行きますが「ダツ」がたくさん居た以外以上なし。

これで、ストップフィッシングとなりました。

今回の八丈島釣行のまとめ

つりしろ編集長
今回は、残念なことに「ボウズ」となってしまった。

離島には、幾度となく足を運んでいるので今回の状況は、しょうがないと思うしかないこと。
島である以上、風が吹けば遮るものが無く吹き付けます。
本島とは、風の強さが桁違いなので始めていく人などは気を付けてください。

ある意味、雨などよりも厄介です。
帰りは、なぜか島の食堂がほとんどやっていなかったので、空港で「トビウオ3兄弟定食」をいただいた。
これも、うまし!

離島は、釣りを楽しむだけじゃなくぜひ「食事」もしかっりとしたプランを組んだ楽しむことをお勧めします。
離島の食事は、本当に美味しいです。味気のない食事をせずに、しっかりと美味しい場所で楽しむこと。

そうすれば、今回のように「ボウズ」でも全く損した感じにはならないですよ。
ということで、見ている人は「マジで!?ボウズ?」と思ったと思いますが、本人的には堪能した「八丈島釣行」でした。

また、リベンジします!

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