100均でも切り札になる!気難しいハクボイルは気持ち次第で釣果が変わる!?

つりしろ編集長

ベイトの量とシーバスの量のバランスが崩れだすと急激にシーバスは難しくなる。

毎年、初夏シーズンに入るとシーバスの反応を得るのが急激に難しくなる。それは、「ベイト量>シーバス」の関係が大きくなる為だ。結局のところ、シーバスがどのベイトに目掛けてバイトしてくるのか?は、ベイト量が増えると解明されていない。少なくとも、私はその辺の解決法が良くわかっていないのだ。

「ボイルしている=釣れやすい」が成立するのはベイトが少ない時

中級者以上のシーバスアングラーなら、うなずいてもらえるかもしれない。ボイルしているシーバスは、ベイトがまばらな時なら比較的ルアーに反応させられやすい。しかし、ベイトが豊富になるとルアーなんかにバイトさせられるような簡単な状況なんてないんですよ。

立体的にベイトの居場所を考えると濃度がレンジで違う

ベイトが豊富になっていくこと自体は、シーバスアングラーからどうすることもできない。どちらかというと、ベイトが豊富な場所にアングラーは集まりたがる。逆にその状況からさらにバイトさせるのが難しくなってしまうという悪循環に陥ってしまう。例になく私も、この悪循環に陥った。

シーバス釣行場所:埼玉県最上流(河口から30km以上)

  • 釣行日:2021年6月20日(日)
  • 場所(ポイント):埼玉県最上流(荒川)
  • 時間:20:00~22:00
  • 潮:若潮(干潮19:35)
  • 水色:クリア
  • 風:南風強め→東風弱め

日に日に増していくベイト量。表層近くはルアーに反応させられない事実

初夏の季節は、日に日に状況が変わる。昨日まで好調だったフィールドが翌日には反応なしということは、普通に起こる。今回も表層では、ベイトが群れていて一見簡単そうに見えるのだが、ぜんぜんルアーに反応してくれない。毎年、遭遇する初夏に起こる事実なのだが、アングラーにとってはすぐに対応できないのもこれまた事実なのである。

こんな時はベイトが薄いボトム付近をあえて100均ルアーで攻める

100均ルアーだと、アングラーの気持ちの負担が少ない。ルアーをロストしてもいいという、気持ちがぎりぎりを攻められるようになる。もちろん、無駄にロストすることは良くない。実際は、値段とかではなく自然に対してロストしてはいけないのだが、アングラーに対しての気持ちが和らぐのもこれまた事実なのである。そんな、気持ちが働くと自然とシーバスの反応も得られるように。

厳しい状況だがシーバスの反応を100均ルアーで得られることができた

ベイトの密度が低いボトム付近をギリギリ攻めてみる。そうすると、なんどかバイトらしきアタリが出始めた。明確なヒットまで持ち込めずにいたが、何度か攻めているとようやくヒットさせ何とかボウズノガレを達成することが・・・・
今回ばかりは、ボウズを覚悟したのだが小さいけどなんとかシーバスを出すことができたので、一安心。
性能とかも大事だけど、アングラーの心理に良い影響を与える100均ルアーは一つ持っておきたいアイテムだと改めて感じた釣行でしたね。

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