夏の河川シーバス釣行!長く続く梅雨時期の水の濁りを味方につけるには?

つりしろ編集長

梅雨時期の長雨。どこのフィールドも濁りが入り、場所のセレクトに迷う季節ですね。

6月から続く梅雨の季節。皆さんは、梅雨時期どのようなシーバス対策を行っていますでしょうか?長雨の影響で多くのフィールドでは、通常時より「水色が濁る」状態が発生していると思います。「濁る」こと自体は、釣り人にとってチャンスになったりすることも多いので、それほど悪いことではないような現象ですが梅雨時期の長雨となってくると必要以上の濁りが発生することも少なくありません。そんな、状況での対策を実践してみたいと思います。

水面には多くのゴミが浮遊している状況。表層付近のルアーが使えない

梅雨時の長雨で「濁り」以外にも、釣り人を邪魔するものが発生します。それは、「表層付近のゴミ」。ゴミと言っても、「枝」とか「葉っぱ」とか増水によって流される植物とかが中心です。その浮遊物の影響により、中層より上のレンジを泳ぐルアーが使えなくなるのも特徴の一つです。

中層以下を狙えるバイブレーションが浮遊物をかわせる

浮遊物が多い時は、基本的にレンジを下げられるルアーを使う。表層付近を泳ぐルアーは、どうしてもゴミを拾って釣りにならない。その状況を回避するためにも、ボトム付近をトレースできるバイブレーションを多用する。

その中でも濁りに負けない!ハイアピールバイブ「コウメ60」を使う

ゴミ・濁りに負けないバイブレーションとしてお勧めなのが「ima コウメ60」。このコウメ60は、ボディが極小でゴミを回避しやすくしかも、水中に伝える波動も強い。増水時の流れにも強い為、こんなシチュレーションでは非常にお勧めのバイブレーションだ。

シーバス釣行場所:埼玉県最上流(河口から30km以上)

  • 釣行日:2021年7月2日(金)
  • 場所(ポイント):埼玉県最上流(荒川)
  • 時間:21:00~23:00
  • 潮:大潮(満潮17:08)
  • 水色:濁り強め
  • 風:無風

予想通り!ポイントに到着して確認すると「濁り」が強めで入っている

これは、想定通り。梅雨時期なので今回来たポイントにはすこし期間が空いていたが、しっかりと濁りが入っていた。しかも、表層のゴミもかなり多い状況。想定通りなので、用意していた「コウメ60」を使って中層以下をドリフトで狙っていく。

いわゆる「ささ濁り」の状況
カラーは「キャンディーギーゴ」

ボトム付近ですぐにシーバスの反応があった!

ボトム付近を狙っているとすぐにシーバスの反応が出始めた。狙い方としては、流れにバイブレーションを乗せながらドリフトで攻めていく。
そうすると、いきなり大きめのアタリ!結構な重めのアタリなので、慎重にやり取りを開始したが「流木にラインが絡まり」ゴンゴン生命感はしばらく伝わっていたが、一発ジャンプでバラシ。もう少し、強引にやらないとダメか。
気を取り直して、同じ攻め方で狙っていく。またもやヒット!今度は、流木に巻かれないように少し強引にやり取り。何とかキャッチ!

足場が悪いのであまり綺麗な写真じゃなくすみません。
コウメ60をまる飲み。これだと、バレない。

こんなやり取りを繰り返して「5ヒット2ゲット」とキャッチ率では、あまりよろしくないが濁りの中ではまずまずの結果。大きなアタリもあったので、なんとかシーバスのサイズだけでも拝みたかったが叶わず。
それにしても、濁りの中コウメ60のポテンシャルには驚き!みなさんも機会があればコウメ60を使ってみてください。

追加でキャッチ。50cm台のシーバスです。
銀ピカの回遊魚ですね。

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