夏シーバスの高水温はボトムを積極的に攻めれば勝てるという話

前回、夏のシーバス攻略にとても有効な「バイブレーションドリフト」を解説しました。今回は、この釣法を利用して実際にシーバスを狙っていきたいと思います。夏の高水温シーズンは、シーバスもタフコンディションになるケースが高いので、ぜひこの戦略を覚えると良い思いをできるかもしれません。

ミニエント57Sのシーバス釣行場所:埼玉県荒川最上流

  • 釣行日:2022年7月6日(土)
  • 場所(ポイント):埼玉県荒川最上流
  • 時間:20:00~21:30
  • 潮:小潮(満潮22:25)
  • 水色:澄潮
  • 水温:28℃
  • 風:無風

水温28℃の悪条件下でのバイブレーションドリフトはいかに?

高水温時のシーバスの活性って、すこぶる悪い印象が強いですよね。実施、春先のように活性が高い状況をなかなか目撃できません。つまり、目視できる範囲でシーバスのボイルなどは、ほぼほぼ遭遇することが無くなってきます。雨など降れば、状況が変わったりすることもありますが、雨は雨で読みが当たらないなど難しい印象も強いですね。

現場に到着したらセオリー通り「表層から攻める」!

シーバスからの反応があるのは、「ボトム」と分かっているけどセオリー通り「表層」から狙います。どんな時でも、確立を上げようとすれば「一つの釣りに拘らない」ことが大切です。ある意味ルーティーンが大切なんですね。

でも予測通り「表層反応なし」。ということでボトムドリフト開始

案の定。表層からのシーバスの反応は「なし」。見た感じベイトも居て良さそうな印象がありますが、「そう上手くはいきません」。今日は、「上げ潮パターン」なので下流から上流へ向かってミニエントをドリフトさせます。この釣法は、はっきり言って

「ストロングパターン」です。

いままで全く反応が無かった状態から、バイブレーションドリフトへ変えたら「すぐさま」反応が出始めました。そんな感じで連続ヒット!しかし、フッキングがあまり決まらず「50%」の確率でバレてしまいます。そんなこんなで、「3ゲットのみ」。ですが、シーバスからの反応はすこぶるいいので、これからの釣行は「バイブレーションドリフト」で攻めてみたいと思います。

ぜひ、騙されたと思って「ミニエントドリフト」試してみてください。この方法を教えたら「居付きクロダイ」にもかなり効きますよ!って声も聞かれました。反応させることが難しい場面でも使えるので、色んな魚種で試してみましょう!

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