エリテンでジャーキング!ブローウィンに負けないシーバスボラパターン攻略方とは?

初冬の雰囲気も感じられるようになった11月上旬に荒川最上流部へシーバスを狙いにいきました。例年ですと11月上旬は、秋のシーバス爆釣に出会う確率が高い季節。今回もかなりの期待感をもってポイントへと足を運びました。

秋のシーバスボラパターン釣行場所:埼玉県荒川最上流

  • 釣行日:2022年11月6日(日)
  • 場所(ポイント):埼玉県荒川最上流
  • 時間:5:20~7:00
  • 潮:中潮(干潮9:44)
  • 水色:澄潮
  • 水温:15℃
  • 風:無風

秋は日の出の少し前にポイント到着

朝マズメをしっかりと狙うのが秋の攻略の一つ。その為に日の出前には、ポイントへと入りました。秋が深まると日の出が遅くなり始めて、それほど急がなくても日の出に間に合う感じです。急がずとも時間に間に合うので、朝マズメはおすすめです。

到着時は、夜と同じな暗さなのでスローにポイントを攻めていきます。しかし、大きな反応はなくだんだんと夜が明けてきました。

このポイントはボラの成魚が大群にいる

ここのポイントの特徴は、なんといっても「ボラの大群」が一番の印象的な場所です。ルアーをキャストするたびにボラにあたり、たまにスレ掛りします。そんなポイントですが、夜明けとともにボラが微妙に移動を始めます。いままで一か所に集まっていたボラたちですが、少しずつ小さな集団を形成し始めます。そのような動きが始めると、途端に足元でシーバスの捕食音が鳴り響きました。

ボラの層の下に居るシーバスを引き釣り出したい

ボラの移動に合わせ、下からシーバスが食いあげている様子が伺えます。そのシーバスに、アピールしつつ千鳥アクションで誘惑したい。そこで取り出したのが

「エリア10でジャーキング」

エリア10のリップに水をよく噛ませるイメージで、ジャークしていると足元でシーバスが急浮上しバイト!ボラを捕食している個体なので元気いっぱいに逃げようとします。ここは、ストラクチャーも絡む場所なので強引にシーバスを寄せます。かなり暴れた感じですが、強引にキャッチ。

55cmぐらいのシーバス

流れの筋を変えて再度ジャーキングを試す

一匹目をキャッチした感じだと、かなりの高活性と判断できる。別の流れの筋にエリア10を投げ込み、表層近くのボラを散らすようにジャーキングをしているとすぐさま・・・・・

「ドン!」

またも、ボラの層の下からシーバスがバイトしてきた!これも元気いっぱいの引きだけど、強引に寄せてキャッチ。このシーバスは、とてもパワフルだったのでエリア10のフックが伸びきってしまった。

ゴン太65アップのパワフルシーバス
エリア10のフックが伸びてしまった

フックが生きている別のエリア10にルアーチェンジ。カラーリング的にはバチカラーだけど、大丈夫かな?
今度は、一番密度が濃い場所へルアーをキャスト!強烈アピールするぐらいのジャーキングで魚を呼び寄せます。周りも少し明るくなり始め、水中も見えるようになってきたところシーバスが突然ボラの集団の中からルアーにバイト!

「丸見えシーバスバイト!もう興奮!」

このやりとりも、相手に優先権を与えずに強引にシーバスを寄せてきます。身切れなどが心配ですが、少しでも気を抜くとストラクチャーに巻かれるので、強引に寄せます。なんとか、タモ入れに成功し無事にキャッチ!

色は関係なく、アクションでバイトしてくる

10分ほどで3匹連続キャッチ

この時点でかなり明るくなってきた。まだまだ狙い方によっては、出そうな雰囲気だったがシーバスを3本強引に釣り上げたので、腕がパンパンでしかも満足状態。これ以上のサイズアップもないだろうということで終了としました。

ボラパターンでは一枚下の層をイメージするのが大事

秋は、シーバスのベイトフィッシュとなるボラが大きく育ちます。その影響でボラの数が多いポイントでは、ボラの群れの下がストラクチャーへと変貌しているケースが多くみられる印象です。ボラが大量にいる場所は、関東圏以外でも多く見られると思うので、そんな場所を見つけたらジャーキングを試してみると良い思いが出来るかもしれません。タイミングと攻め方で活性の高いシーバスをキャッチしていきましょう。

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