【季節先取り】魅惑の初春最上流シーバスにはドリフト釣法で爆釣できる!

つりしろ編集長

少しずつ温かくなってきた3月。そろそろ本格的にベイトパターンによる最上流シーバスが開幕するはず。そう思って、この季節誰もいかない最上流へと足を運んだ。

まだまだ、バチ抜けシーバスが熱い季節ですが、みんなと違う場所でシーバスが釣りたくなり埼玉県の荒川最上流エリアへ足を運びました。シーズン的にも、まだ早い感じですが「おいしい思い」をするためには、ある程度ギャンブルをしないとダメなのでチャレンジして見た感じです。ちなみに春の攻略パターンは、下記にまとめてあるのでよかったら見てみてください。

2月バチ抜け→3月マイクロベイトへ移行する

下流エリアは、まだまだバチ抜けのシーズンですが徐々にマイクロベイトパターンへ移行していく。これは、毎年そのような動きですが、シーズンによってタイミングは変わってきます。特に今年は、温かい冬でしたのでチャレンジ的に最上流部のシーバスを狙ってみたいと思います。

マイクロベイトを狙うときに意識するべきこと

マイクロベイトを捕食しているシーバスを狙うときは、下記の点に注意が必要。このことを意識しないと、はっきり言って「バイトを感じる」ことは難しいと思う。

  1. シンキングペンシルを中心に使う
  2. ドリフト釣法で基本的に攻める

この2点の特に「ドリフト釣法で狙う」は、「マスト」要件。これが出来なければ、ハッキリ言って釣れません。ぜひとも下記の記事を読んでドリフト釣法を身に着けてください。これを身に着ければ、大きく釣果は伸びると思います。

スイッチヒッター65Sのシーバス釣行場所:埼玉県荒川最上流

  • 釣行日:2024年3月10日(日)
  • 場所(ポイント):埼玉県荒川最上流
  • 時間:18:30~21:30
  • 潮:大潮(満潮17:23)
  • 水色:澄潮
  • 水温:9℃
  • 風:西風

ルアーは「スイッチヒッター65S」をチョイス

ダイワから発売されているスイッチヒッター。このルアーは、マイクロベイトから秋のイナッコまですべて対応できます。特にルアーの飛距離は、他でマネできないルアー。絶対的に持っておいたほうが良い、超オススメルアーの一つです。

満潮から1時間30~2時間ぐらいのタイミング

今回は、満潮から釣行をスタート。最上流ということもあり、上げが効きだすのが満潮から1時間30~2時間ぐらいのタイミングです。流れ初めにベイトが動き出し、時間が過ぎるにつれて岸際からベイトが離れ始めます。そのベイトがある程度、固まるようになると時合のタイミングになります。

ランカークラスのシーバスは「好きな潮位」が存在する

サイズが大きいシーバスは、ポイントによって「集まる水位」が存在していると考えています。ランカークラスになると、体が多きこともあり、積極的にベイトを追いかけるというよりもベイトと近くなる水位になると捕食が始めるという印象が強い。このタイミングまでは、「まったくあたりがない」ということも多いので、忍耐力も必要な場面も多いのが特徴ですね。

あるタイミングがやってきたらランカーパラダイス!

水位が下がるにつれて、潮目が右や左へ移動する。その潮目が、河川の中央に来た時にそのタイミングがやってきた!丹念にスイッチヒッター65Sを流していると急に大きなアタリが・・・・・

「ドン!」

ヒットを同時にランカークラスであることは、すぐにわかった。鰓洗いもなくとにかく、トルクフル。結構強いドラグを鳴らしながら、着実に魚との距離を縮めていく。近づくにつれて、ストラクチャーへ逃げ込もうとするがなんとか交わしながら、足元まで寄せた。ヘッドライトで確認すると

「デカい・・・・」

ここで早くキャッチがしたいという思いが・・・・・悪かった。すぐにランディングネットで掬おうとしたら、ネットより魚のサイズがかなり大きくランディングフレームに魚が乗ってしまった。そこでシーバスが暴れて、オートリリースの失態を犯してしまった。

「ショックデカすぎ」

10分ぐらい放心状態。間違いなく90upだった。自己新記録ではないが、埼玉で90upはなかなか釣れない。もう、帰ろうかと思ったけど、再ヒットを信じて続行。

奇跡的にここからランカークラスが・・・・・・

もう「終わり」と思いつつも釣行を継続。諦めなければ、出るもんです。ここから、連続ヒットの嵐がやってきます。丹念にドリフトで攻めます。そうすると、すぐに反応が・・・・

その後にヒットした1本目も「70up」。これは、ランディングネットにも軽く入ったので、先ほどのサイズ感が凄かったのが分かる。

次に「60uo」のシーバス。これは、銀ピカシーバスで元気いっぱい楽しめた。

再度キャストするとすぐにシーバスがヒット!3本目は「75cm」。これも、なんなくキャッチできました。最初の一本目が悔しく思う一本です。

またまた、キャストするとすぐにシーバスがヒット!4本目は「74cm」。これは、なかなかのパワフルシーバスだった。なかなか寄ってこなかったので、ランカーを期待したがサイズは平凡。

ここで、ある程度釣れたので満足し終了。まだまだ釣れそうだったけど、最初の90upはないと思い諦めました。しかし、70upがこれほど連発するなんて、ドリフト釣法はほんと凄いと思う。あと、スイッチヒッターも凄すぎ。
こんな感じで、ドリフト釣法を覚えればランカー連発も夢じゃないので、ぜひ覚えてみてください!

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