一年で最も重要な春シーバス調査。状況知るために河川最上流を目指す!

春がやってきたと感じる、「つりしろ編集長」です。

前回、「ストラディック3000MHG」を早く使いたい!ということで、何気に足を運んだ最上流部。

今回は、春めいた季節感を感じつつ春のシーバス攻略を目出していきます。
私の春の攻略イメージは、下記の2つを主軸にしています。

  • 海近くの運河
  • 大河川上流の汽水域

一見大きく違うようなエリアを攻めているように見えますが、どちらも同じ目的なんです。

共通するポイントは「マイクロベイト」。どちらのエリアにも、多くのマイクロベイトが潜んでいるのが特徴です。
春のシーバスは、サイズの大小にかかわらずマイクロベイトパターンになります。

一番大事なことは、遠い近いとかではなく「マイクロベイト」が潜んでいるところに行くことですかね。

隅田川シーバス釣行日時

釣行日:2020年3月20日(金)
場所(ポイント):埼玉県隅田川上流(新河岸川)
時間:19:45~21:00
潮:若潮(干潮21:45)
水色:ささ濁り
風:西風強め

春シーバス攻略時ポイント到着時に必ずすること

まだまだ、寒い日がある春シーズンは、意外と水温が安定していない。
しかも、水温だけならまだいいのだが昼と夜の気温差で「水質も安定」しないのが特徴だ。

今回から、新しく購入した「水質測定器」でチェックしていく。

隅田川上流40kmフィールドの水質チェック
  • 水温 12.4℃
  • 水質 267ppm

水温はベターだが、水質は少し悪い。

ベイト有無のチェック

ベイトの確認は、岸際を見る。目視で色々なベイトが群れているのが分かる。見ただけで、これだけいた。

  • ハク
  • 手長エビ
  • 小さいシーバス
  • ハゼ

特に、ハクは大量にいる。この数は、例年よりも多いような感じだ

パイロットルアーに選んだのは「DUOマニックフィッシュボーンボディ&ラトル仕様」

春に多いのが、最初の一投目で釣れるパターン。しかし、最初の一投目は「魚に近づける可能性が低い」
このことから、アピール力の強いルアー「DUOマニックフィッシュボーンボディ&ラトル仕様」を選んだ。

ある程度シーバスから離れた状態でも、移動させバイトさせる為だ。
期待膨らむ一投目!

・・・・・・・・・「ゴン!」。いきなりのヒット!

河川の流れが影響しているのか?結構引きが強い。
そんなにサイズもなさそうだが、足元のテトラ帯に潜ろうとする。焦らずやり取りして、難なくキャッチ。

サイズは、47cm行くか?行かないか?って感じ。

幸先がいいぞ。これは、爆釣か?って思ったが、そうはいかない。さすが春。

一投目で反応はあったが、そこから「沈黙」。1時間ぐらい大きな反応はなし。数回のバイトを感じたぐらいで、明確なヒットはなし。

春なので深追いは必要ないが最後にボトム攻め

春に強いパターンが、「ボトムバイブレーション」。
最後のチェックで「ミニエント73S」をゆっくりボトム付近に漂わせる。

一定のスピードで巻いてくると、突然「ドン!」。

これも、元気いっぱいのいい引きをしてくれます。前回、バチ抜けで釣った79cmよりも引きは強い感じですね。
シーバスは、70cm以下の個体が引きの強さでは一番楽しませてくれます。

これも、慎重にキャッチ。53cmぐらいかな?サイズよりも居てくれることに、感謝。

この一匹で満足したので、今日は終わり。最上流でこれだけ反応があれば、かなりの上出来だ。
この釣果からも、「春シーバス開幕」宣言をしてもいいだろう。

来週からの春シーバス攻略は?

最上流は大丈夫そう。残るは、海近くの運河筋。

海近くの運河筋は、「運河バチ抜け」パターンとして攻めていきます。しかし、運河筋はなかなかサイズが出ないのが通例。
河川のようにランカーシーバスが「ポロっと」釣れないけど、数釣りや引きの強さでは他を圧倒する。

これが楽しみで、両方やめられないだな。ということで、そろそろ運河のバチ抜けも準備開始しますかね。

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