季節はもう秋。5か月ぶり釣行の荒川上流シーバスは激ボイルをしていた件

春先からベイトの量が激減していた荒川上流域。ベイトが少ない事実から足が遠のいていた。もう6か月は、荒川にはいっていなかったけど、秋になり様子がきになり久しぶりのシーバス釣行。

荒川上流域シーバス釣行日時

釣行日:2020年10月7日(水)
場所(ポイント):荒川上流域
時間:20:00~22:00
潮:中潮(満潮19:03)
水色:濁りあり

今年はやっぱり荒川のベイトが少ない。

予想通り、春先ベイトが少なかった影響が色濃く出ている。河川で過ごす小魚は、河口域から上流域へ移動するが多くの魚は、春に上流へ向かい秋に河口へ移動する。そのような生息を繰り返している以上、結果的にそうなっている。
これは、荒川だけに限ったことではないがベイトの量が今年は少ない傾向である。来年回復すればいいが、1年で大きく変わることは難しい。
下記は、今年の春に書いた記事です。ご参考までに。

ベイト減の影響が小規模河川ほど少ない状況

荒川にベイトがいない(いるけど少ない)状況から粘ってもしょうがないので、近くの小規模河川へと移動。大規模河川だと一瞬影響が少ないような気もするけど、広大なエリアから探し出すのはものすごく難しい。そんなこともあり、小規模河川へと移動。

この移動が吉となった。ベイト・シーバスボイル多数発生

荒川とは一変し、生命観が小規模河川にはものすごくある。目視できるイナッコ・ボラなどたくさんのベイト。それに付く、シーバスやナマズなども見えるくらいいる。ちょっとの距離の違いでこれだけ、変わるんだから面白い。

ベイトが多いとルアーに反応しずらい事実。では、シーバスを振り向かせるにはどうするのか?

私の考えでは、「下へのルアーの動き」を重視する。
みなさんもイメージしてほしいのですが、ベイトが沢山いるときは逃げるときに「左右と上」にベイトが逃げていないでしょうか?それは、下に自分を食べてしまう魚がいるからなんです。
そんな状況の時は、わざと沈める動きをするルアー操作をしてあげます。それも、自然な動きを再現する為弱ったベイトのように「フラフラ」させます。
涸沼などでは、「シンキングペンシルをシェイク」するようなやりかたもありますが、魚に取って「見つけてもらう」という観点では同じでしょう。今回の誘い方「シミーフォール」は下記リンクに詳しく書いてあります。

そこで一番フォールの動きが自然なルアー「ワンダー80」を投入

この釣り方は「シミーフォール」という誘い方ですが、私自身はこのネーミングが付く前から使っています。というか、釣行でこのやり方にボイルしているシーバスがすごく反応することを覚えました。長年使っていますので、下記に他の狙い方も含めてリンクしておきます。今回使ったカラーは、「廃盤カラー」になるので手に入らないですがほぼ同じイメージのカラーは下記です。
ちなみにブラックバスなどの「シミーフォール」はバイブレーションでやるメソッドです。専用のバイブレーションも売ってます。

実は、最近ワンダー80を使うことが少なくなりました。ワンダー80が悪いわけではなく、大規模な「ボイル祭り」に出会うことが年々少なくなったためです。昔は「毎日ボイル祭り」とか当たり前だったんですけどね。

ボイルにワンダーをキャストしたら1投でシーバスがバイトしてきた

やっぱり、この狙い方ボイルに強いですね。他のルアーでは全然でしたが「ワンダー80」では一発でした。ボイルしたところにキャストして、何もしない。ただそれだけです。そんな感じで釣れるから不思議ですよね。
釣れたシーバスは「60cm行かないくらい」だと思います。雨が強かったので、特別測らなかったので正確な数値は分かりません。ごめんなさい。

60cm行かないくらいのシーバス
ルアーは外しましたが、がっぷりルアーをくわえてました。
背中の一部がへこんでいます。

このシーバス、背中が何者かに食われた跡がありました。たぶん成長前に鳥などに突かれたのでしょう。それにしてもたくましく成長するシーバスは、カッコイイ魚ですね。皆さんも「シミーフォール」でぜひシーバスを狙ってみてください。秋のシーバス攻略法もまとめてますので、参考にしてみてください。

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