2021年のバチ抜け釣果を占う一発目の東京湾奥荒川シーバス釣行

2021年もバチ抜けシーバス釣行が始めりました。シーバスアングラーお待たせの風物詩バチ抜けですね。
2021年もランカーシーバスが釣れてくれればいいのですが、どうでしょうか?
今年は、遠出も出来ないような状況なので年末年始ぐらいから色々なフィールドチェックを進めてました。
場所によっては、お正月ぐらいにバチ抜けを確認できました。その中から今回選んだ場所は、今まで狙っていた場所を大きく離れ新たなポイントを開拓してみようというポイントです。
初フィールドなので、結果が出ていないですが何とか出せたらと思います。

東京都荒川バチ抜けシーバス釣行日時

釣行日:2021年1月17日(日)
場所(ポイント):東京都内荒川
時間:21:00~22:30
潮:中潮(満潮19:41)
水色:濁り(東京河川平均濁り)
風:無風

バチ抜け予測カレンダーを提供中

2021年のバチ抜けは、当サイトにて「AI予測」しています。私の釣行データも加味されますので、より精度の高いバチ抜け予測ですよ。

バチはチラホラ見えるけどシーバスのライズは無し

1月のバチ抜けや上流のバチ抜けでは、よくある光景です。バチは抜けているけど「シーバスが居ない」ってこと。
こうなるのはもう「織り込み済み」。バチは抜けても、シーバスの存在を感じられないのが特徴ですよね。
最初から分かっていることなので、基本的にルアーを泳がせるレンジは「中層以下」です。
バチ抜けが本格的になった後によく使う「エリア10」などでは、攻略できないバチ抜けパターンです。
この季節を攻略できない方は、自分のルアーを今一度確認してください。引き波系とかは、ぜんぜん反応ないですよ。

バチの漂う場所は「中層以下」。目視の情報ではなく「地形」を意識する

バチ抜けの初期はとにかく「地形」を意識すること。その地形に対し「流れがどのようになっているか?」が重要です。
シーバスがボトムに潜むことができ、しかもバチが流れる付くところにルアーを流し込まないとバイトはありません。
そんなパターンの時は、中層以下の流れに素直に送り込める「ジャクソンのにょろにょろ125」がすこぶる使いやすい。

にょろにょろ125のアピールグローカラー

過去に「エリテンEVO」や「ローリングベイト」なども使いましたが流れに対し自然な動きを再現するのは難しく感じていました。
もう少しシーズンが進み、レンジが上向きなシーバスが増えれば問題ないですが、早めのシーズンに対しては「にょろにょろ125」がとにかくおすすめです。

にょろにょろを中層付近で流していると、バチがルアーのフックに引っかかる

手前のサウンドバーを擦るように「にょろにょろ」を通す

バチ抜けする場所の地形は、ボトムの地質が「泥」か「砂」。その様な地質だと必ず流れによって、ブレークなどが出来ているはず。
このボトムの変化にシーバスが付いている可能性が高いため、アップ気味ににょろにょろをキャストし中層ただ巻きを繰り返します。
今のような厳冬期では、シーバスおろか生命感もないようなシチュレーションが多いため、すぐに心が折れてしまうような感じですが、信じてキャストを続けます。
そうすると、数投目に「ゴンゴン」とバチ抜け特有のシーバスのバイトがあります。
「ヒット!」

バチシーズン特有のルアーフッキング
寒かったのでちょっとスケールが雑ですみません


流れの中からシーバスを引きずり出しますが、シーバスの体力が無いようで簡単にネットまで寄せて無事にキャッチ。
サイズは、「50アップ」ぐらいですがこの状況下ではうれしい1本ですね。
この一本で気を良くしたので、そこからはあえてエリア10なので攻めてみましたが反応はなし。

やはり上を意識しているシーバスはまだまだ少ないようです。
2021年まだ1月半ばなので、シーズンはこれから。だけど、ハイシーズン以外に攻め方の引き出しを増やしておくとこれから良い思いが出来るかもしれませんね。

まだ難しいシーズンですが、人が込まない時にシーバスを出せるようになると幸せになれるかもしれませんね。

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