知ってますか?2022年上期どうだったか?これからの夏のシーバス対策へ向けて

みなさん、どうでしたか2022年の上期6ヵ月のシーバス釣果は?
最初に私の感想から。2022年の冬から春にかけての状況は、「読みが非常に難しかった」の一言に尽きる。私のフィールド関東圏についての話だが、年々季節感が分からなくなってきている。今回は、その点について独り言のように分析してみる。

平均気温から見る関東甲信地方の2022年の釣り場状況

まずは、気象庁から発表されている「月ごとの平均気温差」を見てもらいたい。じゃん!御覧の通り。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年の値
2020+2.3+2.1+1.6-1.3+1.0+1.4-1.3+1.9+1.1-0.7+1.2-0.1+0.8
2021+0.3+2.2+3.2+0.5+0.6+0.6+0.4+0.3-0.7+0.3+0.6+0.3+0.7
2022-0.6-1.0+1.6+1.40.00.0/////////////////////
【偏差】 関東甲信地方  平均気温平年差(℃)

“///”は統計値なしを表します。

黄色で示した部分が2022年の1月~6月の平均気温差。見てもらえれば分かるように2022年今年は「寒かった冬」だったのが分かる。あと、3月・4月が暖かった傾向が強い。5月・6月は、平年並みの結果となった。ここから読み取れるのは、

季節は早く進んだが、春の気温が長く続いた

2022年の6ヵ月はこのような季節感で来ている。

水温に影響を与えるのに1か月ぐらいかかる

これは平均気温なので、水温の変化ではない。地形や釣り場によって違うのだが気温が水温に影響を与えるまでおおよそ1か月ぐらいかかるといわれている。となると、冬に温かった気温の影響は「晩冬~初春」には影響が出始めたと思われる。水温チェックをしたい人は、下記が便利です。

この3月・4月の温暖は、シーバスの行動にどういった影響を与えたか?

シーバスと会話できない人間なので真相は、分からないが想像するに「シーバスの移動早期化」と「餌となるベイトの供給変化」などが考えられる。実際に3月の河川のバチ抜けで「イナッコ混在」などが発生していた。そうすると、シーバスが集まる場所の特定が困難になってくる。

毎年の変化でいままでのシーバス釣行経験が役に立たなくなる!?

毎年変化がやってくると、釣り人は対応が難しい。逆に考えると「経験にとらわれない釣り人」がいい思いをするかもしれない。その考えをこれからどう行動にうつしていくかだ?

夏のファクターを考えると「雨」が一つのキーになる。あとは、「小規模河川」とか「海」

これからのシーズンとにかく「低水温エリア」がキーになっていくだろう。あとは、そもそも水温が低い「北エリア」。私がメインフィールドとしている関東圏は、間違いなく「雨」が狙い目になってくる。ポイントとしては、「小規模河川」などがさらに有望となりそうなイメージ。水量が増えたときに流れが強い小規模河川の方が水温低下の変化が出やすいと思われる。けど、河川筋はここ数年不安定なイメージも強い。色々なフィールドへ足を運んでみるしかないだろう。

あとは、季節ごとの潮位ピーク変化。これは、戦略上大切な基礎知識の一つになる。

これらの点をまとめてくと、いくつかの戦略が見えてきた感じだ。このイメージを持ちつつ、2022年夏の対策をイメージしていきたい、

夏の基本的な戦略は、ここにあります

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