知ってますか?2020年春シーバスどうだったか?これからの夏のシーバス対策へ向けて

みなさん、どうでしたか春のシーバス釣果は?
最初に私の感想から。2020年の冬から春にかけての状況は、「読みが非常に難しかった」の一言に尽きる。私のフィールド関東圏についての話だが、年々季節感が分からなくなってきている。今回は、その点について独り言のように分析してみる。

平均気温から見る2020年の釣り場状況

まずは、気象庁から発表されている「月ごとの平均気温差」を見てもらいたい。じゃん!御覧の通り。

黄色で示した部分が2020年の1月~5月の平均気温差。見てもらえれば分かるように2020年今年は「めちゃくちゃ温かい冬」だったのが分かる。過去にあり得ないぐらいの「暖冬」だったの皆さん知っていました?これが良い方向に行けばいいのだが、案の定難しい状況へなってしまったのだ。

水温に影響を与えるのに1か月ぐらいかかる

これは平均気温なので、水温の変化ではない。地形や釣り場によって違うのだが気温が水温に影響を与えるまでおおよそ1か月ぐらいかかるといわれている。となると、冬に温かった気温の影響は「晩冬~初春」には影響が出始めたと思われる。水温チェックをしたい人は、下記が便利です。

この暖冬は、シーバスの行動にどういった影響を与えたか?

シーバスと会話できない人間なので真相は、分からないが想像するに「シーバスの移動早期化」と「餌となるベイトの供給変化」などが考えられる。実際に東京湾などの「イワシ量に変化」が発生していることも、知っている人は少なくないだろう。そうすると、シーバスが集まる場所の特定が困難になってくる。

いままでのシーバス釣行経験が役に立たなくなる!?

これほどの変化が急激にやってくると、釣り人は対応が難しい。逆に考えると「経験にとらわれない釣り人」がいい思いをするかもしれない。冬に通常出会えなかった場所での釣果や逆にいつも安定していたエリアでの釣果が得られないなど、不測の事態が所々であったと推測できる。その考えをこれからどう行動にうつしていくかだ?

夏のファクターを考えると「雨」が一つのキーになる。あとは、「小規模河川」とか

これからのシーズンとにかく「低水温エリア」がキーになっていくだろう。あとは、そもそも水温が低い「北エリア」。私がメインフィールドとしている関東圏は、間違いなく「雨」が狙い目になってくる。ポイントとしては、「小規模河川」などがさらに有望となりそうなイメージ。水量が増えたときに流れが強い小規模河川の方が水温低下の変化が出やすいと思われる。
あとは、季節ごとの潮位ピーク変化。これは、戦略上大切な基礎知識の一つになる。

これらの点をまとめてくと、いくつかの戦略が見えてきた感じだ。
このイメージを持ちつつ、2020年夏の対策をイメージしていきたい、

夏の基本的な戦略は、ここにあります

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