定番だけど知っている?バチ抜けシーバスルアー「にょろにょろ」の効果的な使い方とは?

シーバスアングラーのお祭り「バチ抜け」。一年の中でこの時期を楽しみにしている方も、多いのではないのでしょうか?例年ですと東京都近辺の河川バチ抜けの最盛期は「2月後半~3月中旬」です。その時期以外でも、バチ抜けはしますししっかりとシーバスはいます。
しかし、その時期以外は「バチ抜けライズ少ない!」って思っている方も少なくないと思います。
そんな状況にぜひ使ってもらいたいのが「ジャクソン にょろにょろ」です。

私のストックしている、未開封のにょろにょろ。

今回の「バチ抜けの状況が厳しいほど頼りになるにょろにょろの使い方」の定義

バチ抜けの初期や風が吹いた場合などを想定しています
つまり、「ライズ」や「目に見えるバチ抜け」がない状況でシーバスを釣る為に「にょろにょろ」を使ってみようということです。
こんなタフコンディションなのに、にょろにょろを使うことによって魔法のようにシーバスの釣果を得られるルアーだと私は思っています。

バチ抜けの定番中の定番と言われている「ジャクソンにょろにょろ」だが、実は「唯一無二」

十数年前に発売された「ジャクソン にょろにょろ」。全国の釣具やどこでも入手できるスタンダードなルアー。
「知っているし、使っているよ」って方も多いかもしれませんが、にょろにょろでシーバスの釣果を伸ばそうとするとにょろにょろの使い方を熟知している必要があります。今回は、「バチ抜けの状況が厳しいほど頼りになるにょろにょろの使い方」を解説していきますね。使い方が分かれば、あなたにとってにょろにょろは「唯一無二」のルアーとなってくれるでしょう。

ちなみに私はにょろにょろを発売したときから、ずっと使ってきております。ある意味、にょろにょろのスペシャリストかも。

「にょろにょろ」のルアーサイズについて

にょろにょろには、いくつかのルアーサイズが用意されています。
今回は、「バチ抜けの状況が厳しいほど頼りになるにょろにょろの使い方」のお話に特化するので、他の人の話とは違っていることを注意してください。にょろにょろのサイズか下記の4種類があります。

  • にょろにょろ60mm 3.5g Sinking
  • にょろにょろ85mm 7g Sinking
  • にょろにょろ105mm 9g Sinking
  • にょろにょろ125mm 14g Sinking
写真のにょろにょろは、「85mm・105mm・125mm」

上記の4サイズがにょろにょろには用意されていますが、今回のお話で使うサイズは「105mm・125mm」になります。
にょろにょろの基本サイズが「85mm」になるので、チョイスするサイズは大き目の物になりますね。

オススメな「にょろにょろ」のカラーはグロー(夜光)

にょろにょろの特徴が「豊富なカラー展開」。色々なカラーが発売されております。
スタンダードなカラーから、バチ抜けに良さそうなチャート系まで色々ありますが私の一押しカラーは「グロー系」になります。

数々のシーバスをにょろにょろで釣ってきましたが、明らかに反応が違うのが「グロー(夜光)」。グロータイプもいくつかのカラーが発売されていますが、グローであれば一先ず釣れると思います。

その中でも私が一押しなのが「ブラックベースのアピールグロー」というカラー。これは、単純に「黒」と「白」に色分けされたカラーなのですがこれが水中ですごくアピールします。しかも、ヘッド部分に夜光塗料が塗られているのでタフコンディションでもの凄く力を発揮します。

「ブラックベースのアピールグロー」というカラー
好きすぎてすべてのサイズで揃えています
単純に「黒」と「白」に色分けされたカラー。ヘッド部分に夜光塗料が塗られている。

にょろにょろの「アピールグロー」カラーについては、好きすぎてすべてのサイズで揃えています。このカラーは、にょろにょろの中でも群を抜いて釣れるカラーだと思います。

あとは、「ライムグロー系」とグローでないカラーであれば「クリア赤・ピンク系」のカラーです。

クリア赤系も澄んだ水ではとてもいい。
このカラーは、昔からナインナップされている定番。

この2つは、対極にあるカラー同士なのでお勧めです。アピールが強すぎる場合に「クリア赤系」を使ってあげると一発でバイトすることも少なくありません。その為に、この2つも準備したほうがイイでしょう。

今回の「キモ」となるにょろにょろの使い方について

みなさん、にょろにょろを巻いてくるときにどうしていますか?
キャスト後すぐに巻いてくるでしょうか?それとも、流れに沿ってドリフトさせているでしょうか?
「バチ抜けの状況が厳しいほど頼りになるにょろにょろの使い方」では、にょろにょろ「105mm・125mm」が一番ポテンシャルが発揮される使い方は、「中層ただ巻き」です。
巷で言われている「引き波」とか「ドリフト」とかではありません。にょろにょろは、「中層ただ巻き」が最強になります。

これは、ルアーの形状による特性な部分が大きいです。他のバチ抜け対応ルアーとは違い「リップ自体がない(リップレスという意味でもない)」。後ろからの水流の影響も少ないテール形状と流れから受ける影響を最小限にとどめるのがにょろにょろの最大の武器です。

リップレスというか、ラウンドヘッドの形状。
サイズによってテール視野の形状が違う。「105mm・125mm」が流れに強い。

この最大の武器を引き出すのが「中層ただ巻き」。ドリフトやアクションは不必要です。にょろにょろ自体の細かなロールアクションのみで、シーバスは口を使ってくれると思います。
いかがでしたでしょうか?にょろにょろの魅力が少しでも伝わってくれればと思います。もちろん、長年使っているので愛着もありますが困ったことに「にょろにょろ」が助けてくれると思いますので、ぜひ使ってみてください。

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